VSCodeには, 拡張機能を追加することで, C++での開発が圧倒的に早くなります. 特にintellisense機能が優秀でクラス, 関数, 変数が気持ち良いぐらいに補完されます. しかし, ROS関連の補完は, デフォルトの設定だとパスが通っていないので, 追加で設定しないと補完が効きません. そこで, ROS関連の補完を効かせるまでの流れについて説明をしていきます.
まず, 拡張機能の検索画面でC++
と検索すると以下の拡張機能が見つかると思います.
これは, C++/Cの補完を強化する拡張機能ですので、インストールします.
Control + Shift + Pでコマンド画面を出してC/Cpp: Edit
と検索して, C/Cpp: Edit Configurations...
を実行します.
そうすると, c_cpp_properties.json
というファイルが開くので以下のように編集します.
{
"configurations": [
{
"browse": {
"databaseFilename": "",
"limitSymbolsToIncludedHeaders": true
},
"includePath": [
"/home/atsushi/catkin_ws/devel/include/**",
"/opt/ros/melodic/include/**",
"/usr/include/**"
],
"name": "ROS",
"intelliSenseMode": "gcc-x64",
"compilerPath": "/usr/bin/gcc",
"cStandard": "c11",
"cppStandard": "c++17"
}
],
"version": 4
}
※ /home/atsushi
の部分は適宜自分の環境に合わせて変更してください。
自分の環境では, この設定で補完が効くようになりました. もし動かない場合には, コメントを頂けると助かります.